■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ MAGAZINE TAO(道) 準備号 VOL1     真に国家と国民を愛し 新しい人間観に基づく政治・経営の理念を探求し 人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献しよう (松下政経塾 塾是)     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このメールマガジンは(財)松下政経塾22期生が発行しているプライベートメ ールマガジンです。文責は各自に帰しますので、執筆に対するご意見はご感想 は各自当てのメールアドレスへどうぞ。     ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◇INDEX◇ 準備号第1号  2001年11月21日 …………………………………………………………………………………………… ◆「ノーマライゼーション社会を実現したい!」海老名健太朗 ◆「誰もいないのに・・・。」斎藤幸男 ◆「EAP運動を広めよう!」白岩正三 ◆「私の趣味〜小倉百人一首競技かるた1」福原慎太郎 ◆「一歩前進」松本大輔           ◆「道徳教育について」吉田健一 ◆「石廊崎」前山恵士郎 ◆編集後記     ……………………………………………………………………………………………     ◆「ノーマライゼーション社会を実現したい」  〜人はお互いに支えあって生きるもの〜     海老名健太朗 ……………………………………………………………………………………………  今回は、私が通っている精神障害者作業所「青桐茶房」を紹介いたします。      ここは、精神障害者の方々が、エプロンを作ったり、パンやクッキーを作っ て働いています。    ここのすばらしいところは、高齢者のところに昼ご飯の配食サービスを障害 者の方々がやっているところです。障害者は単に助けられるだけの存在ではな い。お互いに助け合う存在であるという考えのもとに行っています。やはり、 人はお互いに支えあって生きるものだと改めて実感しています。  できれば、自分もこの配食サービスにも入れていただこうと思っています。      ebiebi@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/ebina.html …………………………………………………………………………………………… ◆「誰もいないのに・・・。」     斉藤幸男  …………………………………………………………………………………………… 14の時、誰もいないグランドで、僕はまるで壊れた扇風機のおもちゃのように 買ったばかりのテニスラケットを振り回していた。その網が誰もいないところ へボールを届ける目的で作られていることをようやく理解し始めたある夏の日、 珍しく雨が降った。みんなはどこかで雨宿りをしていて、僕はひとりでコート のネットを片付け始めた。(今サービスを打てば、僕はウィンブルドンに行け るな)ネットを部室にしまうと、君が僕のそばに立っていた。「誰もいないの に・・・。」僕は君の言葉にひどく感激して、その日から、誰もいないところ へボールを打ち込むことが、とてもつまらないことになってしまった。 Please click!!↓↓ ネットさいとう http://www2.to/zeroyendash/ saito@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/saitoy.html …………………………………………………………………………………………… ◆「EAP運動を広めよう!」     白岩正三 …………………………………………………………………………………………… 研究活動の一環としてEAP(Education and Action for Peace)という運動を広 げています。 開発教育や異文化理解教育などによって得た知識や経験を行動に移して行こう という運動です。 確かに情報を得ること、学ぶこと、経験をすることはそれ自体新たな世界へと 飛び出す第一歩となりますが、行動が伴わなければ社会は変わりません。 具体的に何をしたらいいんだろう?そのような問いに答えられるようなホーム ページ作りをEAP研究所でも進めて行こうと思っています。 ↓詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.ne.jp/asahi/eap/gateway/ shiraiwa@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/shiraiwa.html …………………………………………………………………………………………… ◆「私の趣味〜小倉百人一首競技かるた1」     福原慎太郎 …………………………………………………………………………………………… 私の趣味の一つに「小倉百人一首競技かるた」がある。誰もが一度は遊んだこ とのある「小倉百人一首」を競技形式にしたものである。小倉百人一首は鎌倉 時代に藤原定家が百人の歌人から一首ずつ選んだものである。天智天皇の「秋 の田の…」にはじまり、最後は順徳院の「百しきや…」で終わる。    競技かるたは1904年(明治37年)、当時の新聞「萬朝報」の社主であった黒 岩涙香によってルールが決められ、それまでの正月の遊びから競技をつくりだ した。現在、社団法人全日本かるた協会が全国を統括している。タイトル戦と しては名人位戦・クイン位戦(1月)、全日本選手権大会(4月)、全国選抜大会(3 月)などがある。 〜つづく〜 shintaro@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/fukuhara.html ……………………………………………………………………………………………     ◆「一歩前進」     松本大輔 …………………………………………………………………………………………… 一歩前進という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?私が所属する財団の男性 用小便器上方の壁に貼られている言葉です。実は私、先日同期と100キロ歩きま した。最後の10キロほど、この言葉の重さを感じたことはありません。普段何 気なく見ている言葉に、はっとさせることってあるもんですね。注意書き一つ とってもなかなかあなどれません。寒くなってきましたね。そんなわけで寝る 前も朝起きた時も、もちろん日中も一歩前進に余念がない松本でした。おしま い。 daisuke@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/matsumoto.html ……………………………………………………………………………………………     ◆「道徳教育」     吉田健一 ……………………………………………………………………………………………  道徳教育について書く。以前、ニュースで教育に関するある世論調査の結果、 国民が小中学校での道徳教育をもっと積極的に行う事を望んでいる割合がかな り高いという事を聞いた。半分不思議だなと思い、半分なるほどなと思った。  「道徳」というと戦後の日本が教育現場から真っ先に追放したものだ。だか ら今、道徳教育を望む声が高まっているのはある意味では少し不思議にも思わ れる。はっきり言えば左翼教師が戦後教育現場から道徳を追放したのだと思う が、私は今の状況を見て、小学校や中学校の現場で道徳教育を積極的に行う事 に賛成である。  私が以前お世話になっていた、京都市立弥栄中学の道徳教育の取り組みは全 国でもトップクラスのもので、教員がとても時間をかけた教材を作り、本当に 中身の濃い道徳教育がなされていた。生徒もまた、自分自身を自分の言葉で語 る場として道徳の時間をとても楽しみにしていた。多くの学校から視察の人も 来ていたが、このような取り組みが全国に広がれば良いと思う。    道徳教育を戦後の教育が追放した理由も理解できない訳ではない。それは戦 前・戦中の天皇制絶対主義の修身復活を怖れたからだろう。戦後の自由・平等 の民主教育が目指したものは何より古臭いがんじがらめの保守的な制度やもの の考えからまずは「個人」を解放する事だったからだ。勿論、私も押しつけが ましい徳目教育や修身、天皇制絶対主義、国家主義を学校が生徒に押し付ける 旧来型の道徳の復活は反対だ。そんなものの復活ならやらない方が良いと思う。  大事なのは物事の善悪を教育現場でしっかりと考えさせるということだ。物 事の善悪を教育現場で真剣に考えるという事自体を学校が放棄した結果が今の 日本の「総崩れ」の原因ではないかとさえ私は思っている。哲学者の梅原猛氏 は戦後の日本の公教育の現場が哲学と宗教を追放したことが今の日本の全ての 乱れの原因と指摘しておられたが私も同感だ。  大事なのは押しつけない道徳、自分自身の問題として生きることについてさ まざまな角度から真剣に「考える道徳」を手探りで始める事なのではないだろ うか。人生や社会について考えるという事の大切さを教育現場が教えないと何 のために公教育があるのかということになりかねない。しかし、考える道徳の 前には「考えない道徳」が必要である。この事は以前、心理学者の河合隼雄氏 が言っておられたのを聞いてなるほどと思った。つまり、善悪の問題は何でも 相対化できるのではなく確固として決まっている事があるという事をまず先に 教えた上でその次の段階として「考える道徳」が来るのだ。価値観の押し付け はいけないが、では、何でも良いのかというとそういう事ではない。理屈抜き に人として守るべき事はやはりあるという事を認識した上でその次の段階で「 考える道徳」がやって来るのだ。    道徳とはとても微妙な問題で一つ誤れば大変な事になる「諸刃の刃」でもあ る事を教員が常に認識して考え続けることが大事なのは言うまでもない。が、 とにかく手探りで日本中の学校が(教員がまず)自分自信の問題として道徳教 育について考え始めるべきだろう。 ken@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/yoshidake.html ……………………………………………………………………………………………     ◆「石廊崎」     前山恵士郎 …………………………………………………………………………………………… 先日、伊豆半島最南端の地、石廊崎へ行きました。当日は、穏やかな秋晴れ。 休日でもあり、多くの観光客が訪れていました。 石廊崎の展望スポットに行くと、素晴らしい景色が広がっていました。澄んだ 青空と、見渡す限り広がる紺碧の海。遠くには大島や利島などが見え、眼下の 岩場では打ち寄せる波が白い花を咲かせていました。私は、その雄大な自然の 姿に、ただひたすら感激していました。 ただ、残念なことがありました。駐車場から展望スポットまでの途中に、雄大 な景色とは不釣合いな建物があったことです。昼時にもかかわらず全く客が入 っていないレストランと「ジャングルパーク」と銘打たれたアトラクション施 設。幸い、展望スポットからそれらの施設は見えないものの、「ジャングルパ ーク」の文字が矮小な雰囲気を生み出し、せっかくの景色の印象が薄れてしま いました。 石廊崎の景色と「ジャングルパーク」のアイロニックな対比は、地方の抱える 観光問題の縮図であるといえます。 「観光客をもっと呼びたい。そしてお金を地元に落としていってもらいたい。」 という当然の願望が、石廊崎という一級の観光資源がありながらも余計な施設 をつくる結果になっていると思います。観光を考える際には、観光客が何を求 めているか把握することと、統一されたコンセプトづくりが重要だと感じまし た。 maeyama@mskj.or.jp http://www.mskj.or.jp/profile/maeyama.html ……………………………………………………………………………………………     ◆編集後記     白岩正三 …………………………………………………………………………………………… ◇準備号第一号です。あと準備号は2回出す予定ですが、皆さんからのフィー ドバックを基に、よりよいメルマガ作りをしていきたいと思っています。是非 みなさんの率直なご意見、ご感想を送ってください。     -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 発行日  :2001年11月21日 準備号第1号 2001年12月12日創刊 発行   :毎月第2・第4水曜日発行 購読無料 発行者  :「道」編集委員会 編集責任者:白岩正三 http://www.ne.jp/asahi/eap/gateway/tao.htm shiraiwa@mskj.or.jp     素直な心で衆知を集め 自修自得で事の本質を究め 日に新たな生成発展の道を求めよう (松下政経塾 塾訓) -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*